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  • 【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

  • 2022/05/11 0:00 公開  編集部
  • ハウス食品株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:工東正彦)は、長引くコロナ禍でおうちでの食事が定着してきた2022年、2020年に続き2回目となる「○○ライス」に関する調査を行いました。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

    1位は2年前と変わらずカレーライスがトップですが、ハヤシライスは想起率2.2%という悲しい結果が出ました。また、1カ月以内にハヤシライスを作って食べた人は13.5%で、作って食べなかった人に理由を聞くと「たまに食べればよい」「思い出さない」、そして「牛肉が高い」という意見が見られ、献立検討時にハヤシライスを思い出す人はカレーライスの約半数。さらに、ハヤシライスの作り方について聞くと、多くの人が時間も手間もかかり難しそうな料理と誤解していることも分かりました。

    そんな存在感の薄いハヤシライスですが、今回の調査によると、85%が「好き」と答え、子どもから大人まで老若男女に愛されるメニューであることが判明。さらに、作り方の誤解を解くと、簡単で手軽という調理方法も高く評価されています。食べたいものが思いつかないときも、時間や食材がないときも。安定のおいしさで実は役立つハヤシライス。「ハヤシも頼って!」をメッセージに、TwitterキャンペーンやWEBバナー広告でハヤシライスの魅力を訴求していきます。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査


    おうちごはんは増えたのに、食卓に登場しにくいハヤシライス

    ■コロナ禍で「おうちごはん」の頻度が増え、今も増えたまま

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

    自身で月1回以上調理する全国の20代〜60代の男女1,000人を対象に食事に関する調査を行いました。まず、2年前のコロナ禍以前と比べ自宅で食事をする頻度の変化を聞くと、50.5%がおうちごはんの頻度が「増えた」と答えました。おうちごはんの頻度が増えたと答えた505人に現在の頻度を聞くと、7割が「増えたまま定着」(72.9%)、2割が「さらに増えつつある」(22.4%)と答えています[図1]。コロナ禍で増えたおうちごはんの頻度は、依然増えたままのようです。

    ■おうちごはんの機会は増えたのに、知名度のあるメニューなのに、85%は「好き」! なのに、なぜか食卓に登場しないハヤシライス

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

    自宅で食事を楽しむ機会は増えていますが、ハヤシライスは食べられているのでしょうか? ハヤシライスを「知っている」と答えたのは93.4%と、もちろんほぼ全員がハヤシライスを認知しています[図2]。また、ハヤシライスが好きかと聞くと、85.1%が「好き」と答えました[図3]。しかし、最近、ハヤシライスを作って食べた時期を聞くと、「1週間以内」と「1カ月以内」をあわせてもハヤシライスを作って食べた人は13.5%しかいませんでした[図4]。ここ1カ月でハヤシライスを作って食べなかった人に理由を聞くと、「ハヤシライスはたまに食べればよい」(32.2%)、「ハヤシライスを思い出さない」(30.0%)といった理由が挙げられました[図5]。そのほか、自由回答では 「普通はカレーを作る」「材料が高い」「作り方が分からない」などの声がありました。ハヤシライスは誰もが知る、好きな人が多いメニューにも関わらず、なんとも存在感が薄く、食卓に登場しにくいようです。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査


    ■存在感が薄い「ハヤシライス」 想起率2% 2年前より順位は低下、ガパオライスより思い出せない

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

    「○○ライスといえば?」と聞いて、一番最初に思い浮かぶ料理名を挙げてもらいました[図6]。すると、「カレーライス」(57.8%)がダントツトップで、次いで「オムライス」(28.9%)が続き、そのあとはどんぐりの背比べ状態ですが、「ハヤシライス」を最初に想起した人は僅か2.2%でした。2020年の調査※でもハヤシライスの想起率は2.2%でしたが順位で見ると5位。今回は想起率は変わらないものの6位に後退し、「ガパオライス」(2.3%)よりも思いつかないメニューとなり、ハヤシライスの存在感のなさが露呈する結果となりました。

    ※「○○ライス調査」(2020年4月実査、当社調べ):リンク

    ■半年以内に調理した人は半数以下。国民食カレーライスの存在が強すぎる・・・
    ハヤシライスの存在感が薄い背景には、国民食カレーライスの影響が大きいようです。献立を考える際、カレーライスを思いつくかと聞くと、92.2%が「思いつく」と答えた一方、ハヤシライスを思いつくと答えた人は54.0%に留まりました[図7]。また、半年以内に作って食べた人は、カレーライスは79.8%と約8割の一方、ハヤシライスは40.8%と半数以下でした[図8]。国民食であるカレーライスの存在があまりに強い一方、ハヤシライスは控えめなポジションになっているようです。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

     

    ■しかし! 実は、ハヤシライス単体で見れば人気もの 老若男女みんな好き
    カレーライスと比べると目立たないハヤシライスですが、単体で見ればかなりの人気者です。最近1カ月以内にハヤシライスを作った人に作った理由を聞くと、1位は「好きだから」(60.3%)、次いで「手軽に作ることができる」(47.6%)、そして「家族が喜ぶ」(29.4%)、「メニューがハヤシライス1品で済む」(25.4%)と続きます[図9]。手軽さやおいしさだけでなく、「好き」「喜ばれる」といった気持ちの上での満足度も高くなっています。全員にハヤシライスのイメージを聞くと、「子どもの食べ物」(9.1%)というイメージは低く、8割が「子どもから大人まで対象を選ばない食べ物」(83.0%)と答えています。さらに、ハヤシライスは子どもから大人まで好きな味だと思うかと聞くと、約8割が「子どもから大人まで好きな味」(77.0%)と答えました[図10]。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査

     

    作り方にも大きな誤解が… 実は簡単・手軽・時短なハヤシライス

    ■ハヤシライスの作り方 なぜか、大変で難しいと思われがちも・・・実は具材は2つあればOK、フライパン1つで作れてワンディッシュメニューになる!
    ハヤシライスにはもう一つの課題があります。先の自由回答で挙げられた「作り方がわからない」「難しそう」という問題です。そこで、市販のルウを使ったハヤシライスの作り方について聞いてみました。ハヤシライスに必要な具材の品数を聞くと、65.0%が「3品以上」と答えていますが、実はお肉と玉ねぎの2品があれば作ることができます。また、88.0%が煮込み時間は「15分を超える」と答えていますが15分でOK。調理器具も81.0%が「鍋」が必要と答えていますが、手軽にフライパンでも作ることができます[図11]。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査


    ■実は簡単・手軽・時短のハヤシライス 7割が魅力的と支持率up!
    多くの人がハヤシライスは作るのが面倒な料理と思い込んでいるようですが、実はお手軽なメニューです。手軽なハヤシライスの作り方を提示し、その魅力度を聞きました。すると、「準備する具材はお肉・玉ねぎの2品でOK」については68.9%、「根菜を使用しないので煮込み時間が短い」という時短な点は67.0%、「フライパンで手軽に作ることができる」については72.4%と7割の人が魅力に感じると答えています[図12]。

    【ハヤシライス】「○○ライスといえば?」でガパオライスに逆転を許す ハウス食品調査


    「ハヤシライス調査」調査概要 
    ●調査時期:2022年3月31日(木)〜4月5日(火)
    ●調査手法:インターネット調査
    ●調査対象:自身で月1回以上調理する全国の20代〜60代男女1,000人
    ※本調査は小数第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合があります。

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