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  • 時間制カフェラウンジ「AOU 銀座の森」 6月5日オープン当日のイベントにさだまさしさんが登場

  • 2023/06/14 0:00 公開  編集部
  • 三信住建株式会社(所在地:中央区銀座/代表取締役社長:信田 博幸)は、「会おう。まだ知らない、居ごこちに。」をキャッチフレーズに、緑あふれる時間制のカフェラウンジ「AOU 銀座の森 (アオウギンザノモリ)」を2023年6月5日(月)よりオープンいたしました。オープン当日のプレスプレビューには、シンガーソングライターのさだまさしさんがゲストとして登場。今なぜこのスペースをオープンしたのか、なぜここで「会おう(AOU)」なのか。緑あふれる店内、和やかな雰囲気で開催されたイベントの様子をご紹介いたします。

    緑あふれるカフェラウンジ「AOU 銀座の森」がオープン!制

    会社設立時の思いを形に!

     会は代表取締役信田より会社設立時のエピソードからスタートしました。「私はマンション業界に身を置いて50年になります。2006年、17年前に遡りますが、この三信住建を設立、まさにゼロからのスタートでした。その際、二つ目標を掲げました。一つ目は、心が通う住まいづくりを通して社会に貢献していこう、二つ目は、会社の発展と同時に従業員の心と生活も豊かにしていこう、でした。今日は詳しくは語りませんが、厳しい状況や苦難もたくさんありましたが、おかげさまで何とか現在にいたります。いくつものトンネルをぬけて、小さい会社ながらも成長を遂げた今、弊社は変化の時、新しい挑戦をする時を迎えています。

    さまざまな人が行き交う銀座・コリドー街に人と人との出会いの空間を

     弊社の本社が入るこのビルの一階が空いたと聞いた際、今、社会に対して何ができるか、従業員に対しても、このコリドー街の入り口にあるこの場所で、できることは何か、そんなことを考え、試行錯誤してたどり着いたのが「AOU 銀座の森」でした。この場でいろいろな人が出会い、交錯し、化学反応が起こるような、そんな魅力的な空間を作ろうと。皆さんの後ろの壁にライオンの絵が飾ってあります。福祉施設の子供が描いた個性的な色使いの絵です。人は誰しもそれぞれの才能がある、健常者も含め世の中のいろいろな人がかかわりあうことで、素晴らしい化学反応が起こるのではないか、そんな期待を抱いております。

    店内には福祉施設の子どもが描いた感性溢れる絵画も。

    弊社は90人ほどの会社で、社員食堂もありません。出勤前のひととき、コーヒーと焼き菓子でカフェブレイクしたり、休日にはソフトクリームを口実に、お子さん達を連れて、自分の親が働いている会社はどんな会社なのか現場を見にきてもらったり、そういうきっかけの場にもなってほしいと思います。「AOU 銀座の森」は今日がスタート、種をまき水をやり、花を咲かせたい、そんな思いでおります。」と、この施設誕生についての想いを語りました。

    時間制カフェラウンジ「AOU 銀座の森」 6月5日オープン当日のイベントにさだまさしさんが登場

    老舗の名店や商業施設がひしめく銀座に森を作る、わずかな時間でもくつろげる場所に

    次に、この空間の企画・設計に携わったIAO都市設計研究所の大植基義さんよりお話がありました。「銀座は老舗やブランドショップなどが立ち並び、まさに世界の銀座と言われるだけのものがあります。ここはそんな華やかな喧騒から一瞬離れて、ちょっと足を踏み入れたくなる自然を感じさせる空間、それこそ軽井沢や那須のような自然を感じさせる森を作ろう、というのがコンセプトです。」

    三信住建はマンション開発事業だけでなく建設事業もされているので、少しだけ日本の住宅についての話をします、と大植氏。「戦後今の70代、80代、90代の人たちが牽引役となって良質の住宅を作ってきた日本ですが、しかし世界と比べると特にマンションなどは画一化されているというのも事実。住まいの環境が人を育てると私は思っていて、いろいろな子どもがいろいろな住宅環境で育っていく、これからはもっと多様性を重視する時代が来たのではないかと思っています。壁に飾られた個性的な色使いのライオンの絵、素晴らしいと思います。この空間も作りこみ過ぎず、出来上がった今が7割くらいの完成度。後はここで出会う人たちが育てていく、そして3年、5年したら違う森に変更することも可能なように設計しました。まずは、わずかな時間でもここに一歩入ったらほっとひと息、森の中の椅子に座りゆっくりくつろいでほしいですね。」とお話しされました。

    時間制カフェラウンジ「AOU 銀座の森」 6月5日オープン当日のイベントにさだまさしさんが登場

    自家焙煎珈琲にソフトクリーム、大人も子供も満たされるこだわりの味

    続いて施設概要や利用方法、メニューについて三信住建・新事業開発室長の北島愛子よりご説明。「さまざまな目的でさまざまな人々が行き交う銀座にほっとできるひとときを提供する、緑あふれる時間制ラウンジ」、それがこの「AOU銀座の森」です。キャッチフレーズは「会おう。まだ知らない、居ごこちに。」、ロゴデザインは、キャンプファイヤーをイメージし、多様性のあるいろいろな人が同じ火を囲んでいる情景を表現しました。

    三信住建・新事業開発室長 北島愛子

    事前登録や予約は不要で、いつでも気軽に立ち寄っていただけます。入り口にあるタブレット端末からQRコードを読み取りチェックイン、初回30分750円の施設利用料を払えば、一部有料メニューをのぞき、ドリンク類、スイーツなどがフリーで召し上がっていただけます、とのこと。また、一部商品はテイクアウトも可能です。

    ロゴデザインはキャンプファイヤーをイメージ

    薫り高い自家焙煎珈琲をはじめ、国産小麦を使用したパン、マフィンなどの焼き菓子など、どれもとてもおいしそうです。福祉支援団体を介して仕入れた福祉工房の手作りクッキーもあり、ハンディキャップを抱えた方が社会とつながり働く喜びを感じながら心を込めて作ったお菓子を提供しています。そして、北海道産の生乳を使用した濃厚なソフトクリームまで、子どもから大人まで楽しめるこだわりのメニューが揃っています。

    コーヒー、クッキー、パン、ソフトクリームが楽しめる。

    「私事ではありますが、これまで毎朝コーヒーを買ってそれを片手に出社、一杯のコーヒーで仕事へのスイッチをいれておりました。こちらでは、朝8時半までの時間は社員がフリーでコーヒーやバナナ、クッキーなどを利用できます。仕事の成果もアップしそうな気がして今から楽しみにしています」。

    トークセッションではさだまさしさんが登場。「AOU 銀座の森」にエールを

    トークセッションでは、オープンのために応援に駆けつけてくださったシンガーソングライター・さだまさしさんが登場。三信住建とのご縁について、「信田社長はどうやらこだわりのある人が好きらしくて。音楽以外に小説や文章も時々書かせてもらっていますが、自分は大したこだわりがあるわけじゃないけど、三信住建さんの機関紙で文章をかかせていただいたんですが、そのこだわり?が気に入ってくださったようで、そこからのご縁ですね。また私自身が設立した、被災地支援事業などを行っている「風に立つライオン基金」にもご賛同いただいています。今日は、珍しいカフェを銀座に作られたと聞いたので、偵察⁈にきました。ソフトクリーム、おいしかったですよ!」とコメント。

    トークセッションではさだまさしさんが登場。

    試食したソフトクリームの感想をお話しされるさださんに「うちの社員は、20代30代が多いんです。子どもは幼稚園、小学校に通っているくらいの。父親や母親が働く様子を見に来てもらうのに、銀座にソフトクリーム食べに行かない?なら誘いやすいかなと」と信田社長。朝8時半までは社員がフリーで利用できる点に感心されたご様子のさださんは、「朝の気分、仕事前の気分は大事ですしね。そして今働き盛りで仕事をしている人はみんなストレスフルで忙しい。だからこういうほっとできる場があるのは素晴らしい」と頷いていました。実は銀座イコール敷居が高い街、というイメージがあり、故郷の味が恋しくなった時には銀座にある長崎料理の店には行くけれど、普段お世話になることが少ない街なのだそう。「これからはソフトクリームとコーヒー目当てで銀座に寄らせてもらいます!」と、うれしい応援をいただきました。

    店名の「AOU(会おう)」にかけて、いま会いたい人は?という質問に

    時間制カフェラウンジ「AOU 銀座の森」 6月5日オープン当日のイベントにさだまさしさんが登場

    また、記者からの質問のお時間の中で、今会いたい人はいますか?との質問に対し、「会いたいと思う人は、今はもう会う事がかなわない人ばかり。こんな時あの先輩なら何て言うかな、とふと思い出します。だからみなさん話せるうちに、じいちゃんばあちゃんとたくさん話しをしてください。」と若い世代の人たちに向けてアドバイスを。さださんご自身は、最近は若い人と会うことが多くなったけれど、自分は先輩たちのような域には達していないとご謙遜。「でも持っているものでいいなら何でも持って帰ってくれって思うし、もちろん、その際はごちそうしています(笑)。」と笑顔でお話しされました。

    さまざまな目的でさまざまな人々が行き交う銀座にほっとできるひとときを提供する、緑あふれる時間制ラウンジ「AOU 銀座の森」。自分一人の時間はもちろん、打合せや会合など、さまざまな用途でお楽しみいただけます。

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