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  • 高橋書店「第27回⼿帳⼤賞」表彰式 名言大賞の受賞作品を発表

  • 2023/11/15 0:00 公開  編集部
  •  株式会社⾼橋書店は、第27回⼿帳⼤賞発表表彰式を11⽉14⽇に開催し、名言大賞と商品企画大賞の表彰を行いました。

    当日は審査員を努めた、いとうせいこうさん、東直子さん、平野紗季子さんが登壇。「名言大賞」受賞作品の発表とともに受賞者へトロフィー授与を行い、今年の大賞作品についてのコメントや手帳の空欄活用術に関するトークなども実施しました。

    受賞作品一覧は、同日より高橋書店公式HPの特設サイトでも公開しています。

    高橋書店「第27回⼿帳⼤賞」表彰式 名言大賞の受賞作品を発表

    「思わず⼿帳にメモしたくなる名⾔」を募集した今回の「第27回⼿帳⼤賞」では「名⾔⼤賞」に52,377通の応募があり、その中から「⼤賞」、「特別賞」3作品、「優秀賞」2作品の計6作品が選出されました。同時募集の「商品企画⼤賞」には2,665通の応募があり、その中から1作品が優秀賞として選出されました。

     

    名言大賞

    あなたはたくさんいていいのよ
    応募者:生越 寛子(おごし ひろこ) 大阪府 42歳 自営業
    発言者:母

    【背景】
    初めての子育て、うまくいかずに泣いていた。母になりきれない自分。母であり、妻であり、子どもであり、だらけたい一人の人間であり、料理が下手な人間であり、家事が嫌いな人間であり、誰かの助けに頼ってばかりな人間であり、ダメな自分を受け入れがたくてもがいていた。そんなとき、母が言った。「あなたはたくさんいていいの。どんなあなたも認めてあげなさい。子どもでもいいの。だらけていてもいいの。ときには泣いたって、弱くたっていいの。」どんな私もたくさんの私が存在していていいんだ、と前向きになれた言葉。

    【寸評】
    多様化が求められる現代ですが、個人の考え方として、いろんなポジティブ側面、ネガティブ側面があっても良いと勇気づけられる。(いとう)
    相手の多面性を認めるのはもちろん、自分の中の多面性を認めてあげることで、とても気持ちが楽になる。(東)
    自分自身の行動や思考に一貫性を求められがちな現代だからこそ、多面的であることを肯定する寛容さが響いた。 (平野)

     

    受賞作品一覧
    https://www.takahashishoten.co.jp/techotaisyo/result/

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